非技術系の創業者向けに、AIを使って実際のSaaSをリリースするための段階的ガイド:範囲定義、仕様生成、構築、テスト、デプロイ、反復の手順を解説します。

AIは、コーディングを自分で行わなくてもSaaSプロダクトをかなりのところまで助けてくれます。UI画面の下書き、バックエンドのエンドポイント生成、データベースの接続方法の提示、デプロイ手順の説明などを行えます。しかし、何が重要かを決めること、正しさを検証すること、運用結果に責任を持つことはできません。舵取りはあなたの仕事です。
ここでの出荷とは:実際の環境で動作し、実際の人がサインインして使える「使える」プロダクトを指します。最初は課金は必須ではありません。「出荷済み」はFigmaファイルでもプロトタイプリンクでもなく、あなたのラップトップでしか動かないリポジトリでもありません。
AIは迅速な実行が得意です:骨組みの生成、データモデルの提案、CRUD機能の作成、メールテンプレートの下書き、ファーストパスのテスト生成など。
一方で、AIは指示と検証を必要とします。APIを誤生成したり、エッジケースを見落としたり、安全でないデフォルトを作ったり、仕様から徐々に逸れることがあります。非常に速いジュニアアシスタントのように扱ってください:役に立つが最終判断は人が行う、という姿勢で。
あなたは次のシンプルなループを回します:
通常、プロダクトのアイデア、ブランド、顧客リスト、そしてリポジトリに保存したコードはあなたの所有物です。ただし、使っているAIツールや取り込んだ依存関係の利用条件を確認してください。出力は自分のプロジェクトに保存し、意思決定を記録し、機密顧客データをプロンプトに貼り付けない習慣をつけましょう。
必要なのは:明確な文章力、基本的なプロダクト思考、テストと反復を行う忍耐力です。深いコンピュータサイエンスや複雑なアーキテクチャ、完璧なコードは最初は不要です。ユーザーがそれを必要だと示してから深めれば良いです。
AIに頼って構築するなら、明確さが最大のテコになります。狭い問題は曖昧さを減らし、「ほぼ正しい」機能が増えるのを防ぎ、より使える成果を生みます。
市場セグメントではなく、具体的に想像できる一人から始めてください。「フリーランスのデザイナーがクライアントに請求する」は「中小企業」より良い出発点です。そして、彼らが既にやろうとしている仕事のうち、繰り返し発生し、ストレスが大きく、時間制約があるものを選びます。
クイックテスト:ターゲットユーザーが10秒で「これは自分向けか?」と判断できなければ、まだ広すぎます。
簡潔で測定可能にします:
“Help [target user] [do job] by [how] so they can [result].”
例:「フリーランスデザイナーが、プロジェクトノートから行目を自動生成して2分以内に正確な請求書を送れるようにし、より早く支払いを受けられるようにする。」
メトリクスはAI支援の開発が「機能集め」になるのを防ぎます。追跡できるシンプルな数字を選びましょう:
約束した結果を得るためにユーザーが必ず踏む必要があるステップだけを書き出してください。余分は不要です。5〜7ステップで説明できないならさらに削ってください。
スコープ拡大はAIビルドが止まる最大の理由です。多ユーザーロール、外部連携、モバイルアプリ、ダッシュボードなどの誘惑的な追加を書き出し、「not now」と明記してください。これで最小版を先に出荷し、実ユーザーの反応に基づいて改善できます。
AIはコードを速く書けますが、あなたの意図を推測はできません。一ページの仕様(ミニPRD)はモデルにとっての単一の真実源になり、プロンプトやレビュー、反復で再利用できます。
AIに次を含む一ページPRDを生成させてください:
簡単な構成例:\n- Goal: …\n- Target user: …\n- User journey: 1) … 2) … 3) …\n- MVP features: …\n- Out of scope (for now): …\n- Success metric: …(例:「ユーザーがXを2分以内に完了できる」)
各MVP機能を3–8のユーザーストーリーに分解します。各ストーリーに必ず:\n\n- As a [user], I want [action], so that [benefit].\n- Acceptance criteria: 具体的でテスト可能な成果(例:「Saveをクリックすると確認が表示され、2秒以内に一覧にレコードが現れる」)
AIに空の状態、無効入力、権限エラー、重複、再試行、途中放棄などの不明点とエッジケースを列挙させ、どれをv0.1で必須扱いにするか決めます。
「Workspace」「Member」「Project」「Invoice status」などの重要語を定義し、毎回のプロンプトで使い回してください。AIが概念名を変えないようにするためです。
一ページの最後に厳格なMVP v0.1チェックリストを置いてください:含まれるもの、明示的に除外するもの、そして「完了」とみなす基準。これを毎回のAIワークフローに貼り付けます。
完璧な画面や「本物の」DB設計は最初から必要ありません。必要なのは「プロダクトが何をするか」「何の情報を保存するか」「各ページが何を変更するか」の共有イメージです。目的は曖昧さを取り除き、AI(と後で参加する人)が一貫して実装できるようにすることです。
AIにテキストブロックで簡単なワイヤーフレームを作らせます:ページ、コンポーネント、ナビゲーション。ボックスとラベルで十分です。
例:"Login, Dashboard, Project list, Project detail, Settings のローファイワイヤーを作って。ナビゲーションと各ページの主要コンポーネントを含めて。"
保存するオブジェクトを3–6個、文で書きます:\n\n- User: ログインしてプロジェクトを所有する人。\n- Project: 名前、ステータス、メンバーを持つワークスペース。\n- Item: プロジェクト内のレコード(タスク、チケット、ノートなど一つを選ぶ)。\n その後、AIにデータベーススキーマ案を提案させ、簡潔に説明してもらってください。
これでビルド中に「ランダムな」機能が出るのを防げます。シンプルなマッピング例:\n\n- Dashboard: Projects を読み、最近の Items を読み取る。\n- Project list: Projects を読み、Project 作成を行う。\n- Project detail: Project + Items を読み、Item の作成/更新/完了を書き込む。
短い「UIルール」リストを保ちます:\n\n- コピーのトーン:フレンドリー、簡潔、専門用語を避ける。\n- 空の状態:次に何をすべきかを説明する(例:「最初のプロジェクトを作成してください」)。\n- エラー状態:何が起きたかと修正方法を伝える(例:「タイトルは必須です」)。\n- ローディング状態:リストにはスケルトンを表示する。\n もし一つだけやるなら:各ページに明確なプライマリアクションを設け、各データオブジェクトに明確なオーナー(通常はユーザーまたは組織)を持たせてください。
シンプルなスタックとは「かっこよさ」ではなく、壊れたときに回復が簡単でドキュメントがあり、退屈で信頼できる選択を指します。v1では、何千ものチームが使い、AIアシスタントが確実に生成できるデフォルトを選びます。
制約がなければこの組み合わせが安全です:\n\n- フロントエンド+バックエンド: Next.js(ページとAPIルートをひとつのコードベースで)\n- DB: Postgres\n- ORM: Prisma(スキーマが明確でマイグレーションが簡単)\n- 認証: Clerk または Supabase Auth(セットアップが速い、ドキュメントが豊富)\n- ホスティング: Vercel(高速デプロイ、プレビューが簡単)
チャット主体のワークフローで全部を手で配線したくない場合、Koder.aiのようなプラットフォームはReact UI+Goバックエンド+PostgreSQLを生成し、デプロイやホスティングを扱い、必要になればソースをエクスポートできます。
次のいずれかを選んでください:\n\n- AIコーディング+最小限の人間レビュー: あなたがプロンプトを管理し、AIがコードを書き、チェックリスト/テストを使い、重要な節目で有料レビューを入れる。\n- AIコーディング+定期的な開発者監査: 契約開発者がセキュリティ、データアクセス、デプロイをレビューしてから実際のユーザーを迎える。
支払い処理や機密データを扱うなら、早期に監査の予算を組んでください。
ダッシュボード、バックアップ、妥当なデフォルトを持つマネージドサービスを目指してください。「午後で動く」方が「理論上はカスタマイズ可能」より価値があります。Managed Postgres(Supabase/Neon)+マネージド認証は数週間のセットアップを防ぎます。
3つ用意します:\n\n- Local: あなたのマシン\n- Staging: テスト用の安全な鏡(テストデータあり)\n- Production: 実ユーザー用\n 「main ブランチにマージするとステージングにデプロイする」ルールを作ってください。
新規プロジェクトごとにコピーできる1ページのチェックリストを維持します:\n\n- リポジトリ+ブランチ運用、CIチェック、フォーマッタ/リンタ\n- シークレット管理(鍵の保管場所)\n- DBマイグレーション+バックアップ\n- 認証プロバイダ設定\n- ロギング/エラートラッキング(例:Sentry)\n- ステージング+本番のURLとデプロイ手順
このチェックリストが2つ目以降のプロジェクトでの速度優位になります。
良いコードをAIから得るのは「巧妙な言い回し」ではなく、曖昧さを減らしてあなたがコントロールする再現可能なシステムを持つことです。目標はAIを集中した請負人のように振る舞わせること:明確なブリーフ、明確な成果物、明確な受け入れ基準。
同じ構造を繰り返すことで重要な詳細を忘れにくくします:\n\n- Context: プロダクトの説明、対象、現状\n- Goal: 今このステップで作りたいこと\n- Constraints: 技術スタック、スタイルルール、許可されたライブラリ、「ここは変更しないで」\n- Files: 関連ファイルやフォルダ構成(部分でも可)\n- Output format: “patch/diff を返す”、 “正確なファイル内容を返す”、 “テストを含める”、 “実行コマンドを含める” など
これにより「謎の変更」が減り、出力を適用しやすくなります。
何かを書く前にAIにタスク分解を出させます:\n\n- 「パスワードリセットの実装に対して5–8件のチケットを作って。リスク見積もり、変更されるファイル、受け入れ基準を含めて。」\n 1チケットを選び、完了の定義を固定してから進めます。
1つの機能、1つのエンドポイント、1つのUIフローだけを一度に頼みます。小さなプロンプトは正確なコードを生みやすく、挙動を素早く検証(必要ならリバート)できます。
ツールがサポートするなら、まず設計(outline)を作らせてから実装する「計画モード」を使い、スナップショットやロールバックで悪い反復を素早く元に戻せる安全網を活用してください。
認証方法、データフィールド、命名規則など「選択した理由」をシンプルなドキュメントで残します。それをプロンプトに貼り付けてAIに一貫させます。
各チケットに対して:**デモ可能な動作 + テスト + ドキュメントの短い記述(READMEのスニペットで可)**を要求してください。これにより出力が「コード形状」ではなく出荷可能になります。
スピードとはより多くのコードを書くことではなく、「変更を加えてから実際に人が試せるまでの時間」を短くすることです。毎日のデモループはMVPを正しく保ち、見えない作業が何週間も続くのを防ぎます。
まずは起動してページを読み込み、デプロイできる最小のアプリをAIに生成させます(不細工でも良い)。目標は作業パイプラインが動くことです。\n\n- レポジトリ初期化と基本アプリスケルトンの作成;動作を確認する。
ローカルで動いたら小さな変更(見出しの文言を変える等)をして、ファイルの居場所を理解してください。小まめにコミットを。
認証は後付けすると面倒です。アプリが小さいうちに入れてしまいましょう。\n\n- 認証と最初の保護ページを早めに実装。\n サインイン済みユーザーが何をできるか、サインアウトユーザーが何を見るかを定義します。シンプルに:メール+パスワードかマジックリンクで十分です。
SaaSの中心となるオブジェクト(Project、Invoice、Campaign など)を選び、フルフローを実装します。\n\n- コアオブジェクトのCRUDフローを実装。\n 使えるレベルにするために:\n\n- ローディング、空状態、エラー、成功などの基本UI状態を追加する。
毎日、アプリをまるで既に販売しているかのようにデモしてください。\n\n- 友人にハッピーパスをデモして、混乱点を集める。\n クリックする前に「何が起きそうか」を語ってもらい、その混乱を翌日のタスクに変えます。軽い儀式が欲しいなら、READMEに「Tomorrow」チェックリストを置いてミニロードマップにしてください。
AIが大きなコード塊を書くなら、あなたの役割は「タイプする人」から「検証する人」に変わります。少しの構造(テスト、チェック、繰り返せるレビュー)を入れるだけで、見た目は完成でも実運用で壊れる、という最も一般的な失敗を防げます。
AIに自分の出力を受け入れる前に次でレビューさせてください:\n\n- Correctness: 仕様と成功指標に合致しているか?欠けているエッジケースはないか?\n- Readability: 命名は明確か、関数は短いか、コメントは必要最小限か?\n- Security: 入力検証、認可チェック、コード内に秘密がないか、安全なファイルアップロードか?\n- Logs: 重要なアクションと失敗に対して有用なログがあるか(パスワードやトークンをログしない)\n- Failure modes: タイムアウト、空結果、サードパーティ障害時にどう振る舞うか?
完璧な網羅は不要です。お金や信頼を静かに失う可能性がある部分に自信が持てるテストだけ必要です。\n\n1) コアロジックのユニットテスト(価格ルール、権限チェック、データ検証)\n\n2) 主要フローの統合テスト(サインアップ → 作成 → 支払い → 結果確認)。AIにPRDに基づいてテストを生成させ、そのテストを何のために守るのかを平易な日本語で説明させてください。
自動リンティング/フォーマットを入れて、コミットが一貫するようにしてください。これで「AIスパゲッティ」が減り、将来の編集コストが下がります。CIがあるなら、プルリクでフォーマット+テストを実行するルールを入れます。
バグを見つけたら同じフォーマットでログします:\n\n- 期待したこと:\n- 実際に起きたこと:\n- 再現手順:\n- スクリーンショット/エラーメッセージ:\n- ユーザー/アカウント情報:(役割、プラン、ブラウザ)\n そしてこのテンプレをAIチャットに貼り付けて「考えられる原因、最小修正、回帰を防ぐテスト」を求めてください。
MVPを出すのはワクワクします。そこに実ユーザーが来て実データやパスワードを持ち込むと責任が生まれます。専門家になる必要はありませんが、実行可能な短いチェックリストに従ってください。
APIキーやDBパスワード、署名用秘密鍵はリポジトリに入れないこと。\n\n- シークレットは環境変数に保管(ホスティングの「Secrets」画面を使う)\n- .env.example はプレースホルダだけにする、本当の値は入れない\n- 鍵がGit履歴に入ったら、漏洩を前提に即ローテーションする
多くの初期の不具合は「誰でも読めるテーブル」など単純なミスです。\n\n- 役割を明文化する(例:anonymous, user, admin)と、それぞれのread/write権限を書く\n- 全てのクエリにスコープを付ける(例:user_id = current_user)\n- QAで簡単な権限テストを行う:第二アカウントから他者のレコードにアクセスできないか試す
小さなアプリでもボットに狙われます。\n\n- ログイン、サインアップ、パスワードリセット、高コストエンドポイントにレート制限を入れる\n- アップロードの上限(サイズ/タイプ)とバックグラウンドジョブのキャップを設ける\n- 必要なところだけにCAPTCHAやメール検証を使う
見えないものは直せません。\n\n- フロント/バック両方にエラートラッキング(Sentry等)を入れる\n- 重要イベント(認証失敗、支払い、Webhook)をリクエストID付きでログする\n- エラー、レイテンシ、支払い失敗のスパイクにアラートを設定する
何を収集し、なぜ、どこに保存し、誰がアクセスでき、ユーザーがどうデータを削除できるかを簡潔に書くページを用意してください。デフォルトは最小保持(例:ログは30〜90日で削除)にするのが安全です。
アプリがローカルで動くようになっただけでは出荷ではありません。安全なローンチとは、何度もデプロイでき、運用中を監視でき、問題発生時に迅速にロールバックできる状態です。
CIで各変更のテストを実行します。目標:失敗するチェックを通したまま誰もマージできないこと。まずはシンプルに:\n\n- プルリクでユニット/統合テストを実行\n- テストやリンティングが失敗したらマージをブロック\n- 可能ならプレビューを公開する(任意)
AIはここでも役立ちます:変更ファイルに対して不足しているテストを生成させ、失敗の説明を平易に出してもらいましょう。
本番を模したstaging環境を作り、リリース前に以下を検証します:\n\n- サインアップ/ログインが通るか\n- 支払い(テストモード)が成功するか\n- メールが送信され、リンクが正しい環境を指すか
パニックデプロイを防ぐための簡潔な手順書を作ります:\n\n1. 正確なデプロイ手順\n2. ボタンを押す人と監視する人\n3. ロールバック手順(いつ戻すか)\n4. ログとアラートの場所
キーアクション(signup, メインのactivationステップ, upgrade click)のイベントトラッキングを入れ、基本的なエラーモニタリングと組み合わせて、ユーザーより先に問題を察知できるようにします。
パフォーマンス、モバイルレイアウト、メールテンプレ、オンボーディングを最終確認します。どれかが不安定なら1日待つ判断を。早期の信頼を失うよりは安い投資です。
「ローンチ」は1日ではありません—実ユーザーと学び始めるスタートです。目標は (1) ユーザーを迅速にファーストサクセスに導く、(2) 価値が確かなら支払いにつながる明確な道筋を作ることです。
問題検証中なら課金なし(ウェイトリスト、限定ベータ、アクセス申請)でローンチしてアクティベーションに集中できます。明確な需要が既にあるなら早めに課金を入れて誤った学習を避けてください。
実用的なルール:製品が確実に価値を提供でき、何か壊れたときにサポートできるなら課金を始めて良いです。
長いフィーチャー表より成果に基づく仮説を作ります。例:\n\n- Starter: ワークフローを試す個人向け\n- Pro: チームや大きな使用量向け(席数、実行回数、履歴などの拡張)\n- Business: コンプライアンス、請求、専用サポートなどの優先度が高い顧客向け
AIにティア案とポジショニングを出してもらい、非技術の友人が20秒で理解できるまで編集してください。
次のステップを隠さないでください:\n\n- アプリ内に明確な**「Upgrade」ボタンを置く\n- 基本的な請求ページ**(「プラン管理」でも可)を用意する\n- 目に付きやすいサポート経路:メールか短いフォーム\n 「お問い合わせ」はクリック可能で返信が速いようにしてください。
AIでオンボーディング画面、空状態文、FAQを下書きさせ、それを誠実かつ分かりやすく書き直してください(特に制限事項)。\n\nフィードバック収集は3チャネルを組み合わせます:\n\n1. アプリ内プロンプト(「今日何が止めましたか?」)\n2. 3〜5日後のメールアンケート(「これがなくなったら何を一番困る?」)\n3. 短いユーザーインタビュー(15分、実際に使うところを見る)\n 意見ではなくテーマを追跡してください。初期のロードマップはオンボーディングの繰り返しの摩擦と有料化を妨げる理由の繰り返しから作られます。
多くのAIビルドSaaSが失敗するのは、創業者がコーディングできないからではなく、作業が曖昧になっているからです。
過剰開発。 誰もオンボーディングを終えていないのにロール、チーム、課金、分析、リデザインを追加してしまう。\n\n対処: 7日間スコープ凍結。価値を証明する最小フローだけを出荷(例:「アップロード→処理→結果→保存」)。他はバックログへ。
不明確な仕様。 「ダッシュボード作って」と指示したらAIが意図しない機能を作る。\n\n対処: 入力/出力、エッジケース、測定可能な成功指標を含む一ページ仕様にタスクを書き直す。
AIを盲信してしまう。 マシン上では動くが実データや実ユーザーで壊れる。\n\n対処: AI出力をドラフトとして扱う。再現手順、テスト、レビューのチェックリストを要求してからマージする。
セキュリティレビュー(認証、支払い、ファイルアップロード)、パフォーマンスチューニング(遅いクエリ、スケーリング)、複雑な統合(銀行、医療、規制対象API)には人の専門家を入れてください。シニアの数時間のレビューが高価な書き換えを防ぎます。
「ログイン+ログアウト」「CSV取り込み」「最初のレポート」「請求チェックアウト」などデモできるスライスで見積もります。1〜2日でデモできないスライスは大きすぎます。
Week 1: コアフローとエラーハンドリングを安定化。\n\nWeek 2: オンボーディング+基本分析(アクティベーション、リテンション)。\n\nWeek 3: 権限、バックアップ、セキュリティレビューの強化。\n\nWeek 4: フィードバックからの反復、価格ページの改善、転換測定。
「出荷(shipping)」とは、実際の環境で動作し、実際の人々がサインインして利用できる実用的なプロダクトを指します。
それは、Figmaファイルでもプロトタイプのリンクでもなく、あなたのローカルマシンだけで動くリポジトリでもありません。
AIは次のような迅速な実行作業が得意です:
一方で判断や責任を伴う部分は弱いです。APIを誤生成したり、エッジケースを見落としたり、不安全なデフォルトを作る可能性があるため、必ず検証してください。
タイトなループを回してください:
重要なのは「小さなスライス+継続的な検証」です。
一人のターゲットユーザーと一つのつらい仕事から始めてください。
簡単なフィルタ:
どれかが「いいえ」なら、AIに投げる前にスコープを絞ってください。
シンプルで計測可能な一文を使います:
「**[ターゲットユーザー]が[仕事]を[方法]で行えるようにして、[結果]**を得られるようにする。」
例:"フリーランスデザイナーが、プロジェクトノートから行目を自動生成して2分以内に正確な請求書を送れるようにし、より早く支払いを受けられるようにする。"
時間や品質の制約(例:「2分以内」「ワンクリックで」)を追加するとテスト可能になります。
短時間で追跡できる指標を選びます:
これらは「機能収集」を防ぎ、開発を集中させます。
AIが確実に実装できるように、一ページのPRD(ミニPRD)を用意します。含めるもの:
最後に「MVP v0.1チェックリスト」を付けて、毎回プロンプトに貼り付けて使います。
請負人を管理するようにプロンプトを扱います。再現可能なテンプレートを使うとミスが減ります:
また、コードを書く前にチケット分解を求め、1チケットずつ実装してください。小さく切るほど精度が上がります。
v1向けの安定したデフォルトスタック例:
環境は早めに定義しておく:local, , 。ステージングは main ブランチマージごとにデプロイするルールが望ましいです。
一般的に、あなたが所有するのはアイデア、ブランド、顧客リスト、そしてリポジトリに保存したコードです。ただし確認すべき点:
実務的には、AIの出力は自分のプロジェクトに保存し、決定を記録し、顧客の機密データをプロンプトに貼り付けない習慣をつけてください。